
ここでは肺気腫とはどんな病気なのか、詳しく説明しています。
肺気腫は慢性気管支炎と並んでCOPD(慢性閉塞性肺疾患)と呼ばれる、肺の重大な病気のひとつです。COPDは別名「たばこ病」と呼ばれていて、疾患者の喫煙割合がかなり多いことからそう呼ばれるようになりました。ただし、たばこが直接的な原因かどうかは未だ完全に解明されているわけではなく、非喫煙者でもCOPDに罹る方は少なからず居るのも事実です。
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肺気腫とは呼吸細気管支と肺胞が拡張し、破壊されていく病気です。肺胞と肺胞との間の壁が壊れると、複数の肺胞がひとかたまりになって本来あるはずの弾力性が失われ、機能が低下します。このような状態を肺気腫と呼びます。こうなると肺の中はスカスカの状態で、十分なガス交換が出来なくなり、呼吸活動に支障が生じます。
肺気腫は進行し重症化すると死亡するケースも少なくない病気です。早い段階で治療を行えば治らない病気ではありませんが、残念ながら明確な治療法は未だ確立されていません。死亡率もけっして低いとは言えないのが現状ですので、早期発見が治療の鍵となります。
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